フランス系演出が少ない 開会式に不満噴出
【バンクーバー共同】バンクーバー冬季五輪の開会式でフランス系の演出が少ないという不満が噴出し、大会組織委員会が対応に追われている。15日(日本時間16日)は、フランス系住民が8割を占めるというケベック州のシャレ首相が記者会見で「もっとフランス語、文化を反映してほしかった」と苦言を呈した。
組織委の会見に同席したシャレ首相は「内容は感激したが、期待通りではなかった」とも話した。組織委のファーロング最高経営責任者は「五輪旗が場内に到着した場面でフランス系の歌手が歌った。役割としては大きなものだった」などと理解を求めた。
カナダは英国系、フランス系移民が中心で、国際オリンピック委員会(IOC)と同様に英語とフランス語を公用語にする。だがバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では英語が主体で、12日の開会式では先住民色を多く出した分、フランス色は乏しかった。
記者会見では「フランス語を使う場面が少なかった」「閉会式ではこれを改めるつもりはあるのか」などと、フランス語による厳しい質問が相次いだ。新聞やインターネットでも同様の不満の声が多く見られ、くすぶり続けるケベック州の独立問題の根深さをうかがわせた。
02月16日(火)09:31
02/16・09:29
自信持って優勝のカッラ スキー距離
02/16・09:10
走りには満足の福田 スキー距離
02/16・09:03
右脚負傷のボンが好走 女子滑降公式練習
02/16・08:35
ウェスコットが2連覇 スノーボード
02/16・08:35
成瀬、リズムつかめず スキー距離
02/16・08:34
収穫は何もない スキー距離成瀬
最新ニュース
最新50件
日付一覧
NEWSコーナーTOP
サイトTOP