気迫満点、前だけ見据え ライバル先制の加藤選手
【バンクーバー共同】長い待ち時間にも今度は動じず、前だけを見据えた。15日(日本時間16日)悲願の五輪メダルを目指したスピードスケート男子500メートルの加藤条治選手(25)が1回目、気迫の滑りで最強のライバルを振り切り、3位につけた。

会場の五輪オーバル。前半10組目が終わった時点で整氷車のトラブルが起き、競技は想定外の中断。後半の選手たちは1時間以上もじりじりと待たされた。

前回のトリノ五輪でも前の選手が転倒、整氷で待たされた加藤選手が登場したのは17組目。

顔つきからは緊張はうかがえない。後半、上体を内側に大きく倒しながらぐんぐんとスピードを上げ、金メダル候補とされる韓国選手に競り勝った。納得のいく滑りができたのか、ゴール後はうん、うんと小さくうなずいた。

長島圭一郎選手(27)も持ち前の「世界一美しいフォーム」で低い姿勢を保って快走。6位につけ、メダルの夢を2回目の滑りにつなげた。

02月16日(火)12:09

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