銀と銅、0秒03の明暗 ライバル2人、対照的
【バンクーバー共同】ライバルの2人が対照的な姿を見せた。スピードスケート男子500メートルで15日(日本時間16日)銀メダルを獲得した長島圭一郎選手(27)は「金がほしかったけど(メダルが)取れたのでうれしい」と笑顔を見せた。銅メダルの加藤条治選手(25)は「負けた。悔しい」。2人の差はわずか0秒03だった。

いつもは口数少なくぶっきらぼうな長島選手が、レース後、少し冗舌になった。2回目が終わった直後は順位が分からなかった。「条治に負けたのかと思った」「スケート、やめようかとも思った」

1回目の整氷作業が長引きウオーミングアップ不足だった。「自分の体がコントロールできていなかった」と悔やんだ。

バンクーバーの南、リッチモンドにあるリンク、五輪オーバル。スタンドで父勝二さん(61)が声援を送った。「なかなか見に来ない父に、いいところを見せられてよかった」とほっとした様子だった。今後について問われると「ゆっくり考えます」と笑った。

一方の加藤選手。「万全の状態で臨んでてっぺんが取れなかったので、かなり悔しい」と唇をかんだ。「でも最低限メダルが取れたので、ぎりぎり合格かな」。足早にロッカールームに消えた。

02月16日(火)19:47

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