45歳越、最後の五輪に出場 トリノの悔しさが原動力
【バンクーバー共同】18日(日本時間19日)のバンクーバー冬季五輪スケルトン男子に、冬季五輪では史上最年長日本代表となる45歳の越和宏(システックス)が登場する。不屈の闘志と旺盛な探求心で道を切り開いてきた「中年の星」が自ら「最後」という五輪を迎える。

17日、最後の公式練習を終えた後、静かな口調で熱い思いを語った。「感動とか夢、悔しさ、心が豊かになるものを与えるのが選手の使命。見てくれる人の気持ちを少しでも変える。それで社会や世界が変わる。だから僕は頑張る」

ボブスレーで1992年アルベールビル五輪出場に失敗し、当時は非五輪種目だったスケルトンに活路を求めた。初めて踏んだ2002年ソルトレークシティー五輪は8位。続くトリノはカーブで操作を誤って11位だった。「プロだったらあのミスはありえない。生涯忘れない」。この4年間、その悔しさが原動力となった。

今季はワールドカップで最高でも11位と苦戦が続き、五輪の公式練習は6回滑走して15番目が最高だった。加齢による体力の衰えを認めるが、それを補う技術力の向上を実感できるという。「ロバがサラブレッドになろうと頑張ってきた。この五輪で今までのすべてを出す」と話した。

02月18日(木)16:15

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