“5連続ジャンプ"も披露 フィギュアの安藤が調整
【バンクーバー共同】バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子代表の安藤美姫(トヨタ自動車)が19日、練習リンクで調整した。昨年末の全日本選手権終了後にフリーの演技構成を変更。後半部分に入れる2回転半-2回転-2回転の3連続ジャンプで、後ろにつける2回転ループの感触を確認するように跳び続けているうちに“5連続ジャンプ"となって周囲を驚かせる場面もあった。
安藤は前夜、高橋大輔(関大大学院)が銅メダルを獲得した男子フリーをテレビ観戦して刺激を受けた様子。ショートプログラム(SP)をイメージした練習では2連続3回転、3回転、2回転半とすべてのジャンプを決めて仕上がりの良さをアピールした。
視察した日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は「5連続なんて天才だね。優勝候補が何人もいた男子で高橋が日本初のメダルを取ったし、全員が入賞できた。目標の複数メダル獲得に一歩近づいたし、次は女子」と期待した。
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