赤に染まったバンクーバー スーパーサンデーで
【バンクーバー共同】冬季五輪が開かれているバンクーバーは21日(日本時間22日)、市内が最も混雑するとみられる日曜日を迎え、街は赤い服や手袋を身に着けた人々であふれ返った。カナダ国民が熱狂するアイスホッケーで米国との大一番もあって「スーパーサンデー」はこれまでになく盛り上がった。

快晴で日中気温は10度近くなり、日差しは暖かかった。中心部のロブソン広場では幅広い年齢層の人々が小さなスケートリンクで滑りを楽しみ、五輪関係の催しには列をつくって待った。午後4時40分の試合開始と同時に、観光客も多く訪れるロブソン通りには大歓声とともにラッパやベルなどの音が鳴り響いた。

米国戦の会場は街同様、アイスホッケーのジャージーを含めた赤い衣服でほぼ埋まった。爆発的な喜びに包まれたのは、シドニー・クロスビー選手が1点差に追い上げるゴールを決めた瞬間だった。繁華街ではパブに入れない人が窓にへばりついて中のテレビを見る姿も。3-5の敗戦に、アダム・ミッチェルさんは「ぼくの夜を、いや、ぼくの人生を台無しにした」と嘆くばかりだ。

競技が好きなだけに、試合の見方も厳しい。「ゴーリーがひどすぎる」というニナ・アルスベデさんのように、GKの不出来を指摘する声が大勢を占めた。

02月22日(月)17:04

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