氷上で気丈に振る舞う突然の悲報にもﾛｼｪｯﾄ

【ﾊﾞﾝｸｰﾊﾞｰ共同】ﾊﾞﾝｸｰﾊﾞｰ冬季五輪に出場するﾌｨｷﾞｭｱｽｹｰﾄ女子のｶﾅﾀﾞ代表で､昨季世界選手権銀ﾒﾀﾞﾘｽﾄのｼﾞｮｱﾆｰ･ﾛｼｪｯﾄ(24)を21日､母親の急死という悲劇が襲った｡突然の悲報にも欠場の考えはないという｡父親から事実を知らされた数時間後の公式練習に参加したが､氷上で気丈に振る舞う姿が､痛ましかった｡

55歳の若さで亡くなったﾃﾚｰｽﾞさんは､娘の応援のため前日にﾊﾞﾝｸｰﾊﾞｰ入りしたばかりだった｡死因は不明という｡ｶﾅﾀﾞ･ｽｹｰﾄ連盟のﾄﾝﾌﾟｿﾝ最高経営責任者(CEO)は｢五輪で戦うという夢を彼女の母親は､ずっと支えてきた｡母親との関係は親密で､彼女のｽｹｰﾄ人生に大きな意味を持っていた｣と沈痛な面持ちで話した｡

02月22日(月)19:48

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