浅田、鮮やか連続ジャンプ 安藤、金妍児もアピール
【バンクーバー共同】バンクーバー冬季五輪で後半戦の見どころとなるフィギュアスケート女子は、23日(日本時間24日)のショートプログラム(SP)で競技が始まる。22日は会場のパシフィックコロシアムで公式練習があり、初出場の浅田真央(中京大)や前回トリノ五輪15位の雪辱を期す安藤美姫(トヨタ自動車)、昨年の世界選手権を制した韓国の金妍児(キムヨナ)ら金メダル候補が上々の仕上がりをアピールした。

SPで同じ組で登場する浅田と金妍児は、バンクーバー到着後、初めて一緒に滑った。先に曲を流し、新たな衣装で演技に臨んだ浅田は、苦手とするSPで鍵を握るトリプルアクセル(3回転半)-2回転の連続ジャンプを鮮やかに跳んだ。35分間の練習で大技の3回転半ジャンプに5度挑んで5度着氷と、安定感あふれる練習で、本番に期待高まる内容だった。

続いて曲をかけた金妍児はフリーの練習を選択。こちらも2連続3回転や2回転半-3回転の連続ジャンプなどを次々と決める圧巻の内容で、高いレベルの戦いを予感させた。

最終30番で滑る安藤もSPで使う新たな衣装で音楽をかけてステップなどの動きをチェック。得点源となる2連続3回転ジャンプも入念に調整した。鈴木明子(邦和スポーツランド)もジャンプを中心に調整し、初出場の舞台に備えた。

メダルは25日(同26日)のフリーで決まり、強力な布陣をそろえる日本勢はトリノ五輪の荒川静香に続く、2大会連続金メダルを目指す。

02月23日(火)09:19

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