「戦った結果」の6位 メダル届かなくても納得
【バンクーバー共同】ジャンプの時の曇り空は、レースが終わるころ降りしきる雪に変わっていた。16年ぶりのメダルには届かなかった23日(日本時間24日)のノルディックスキー複合団体。3大会連続出場の高橋大斗選手(29)は「トリノと順位は同じだが今回は戦った上での6位だと思う」と、静かに結果を受け止めた。
日本チームは前半飛躍で4位につけ、後半距離でトップのフィンランドと41秒差でスタート。加藤大平選手(25)は7位、高橋選手は5位、渡部暁斗選手(21)は5位でアンカーの小林範仁選手(27)につないだが、ノルウェーの選手に抜かれて順位を落とした。
ベテランの高橋選手は「今回は何か(結果)を残す五輪にしたい」との思いで挑んだ。ソルトレークシティー大会は「訳のわからないまま」終わり、トリノ大会では腰痛に悩まされ「勝負できなかった」という。
日本が14年ぶりに団体で金メダルを取った2009年の世界選手権・チェコ大会では、不調を理由にメンバーから外された。「それを機にやる気が出たようだ」と父和平さん(63)。昨年は苦手な距離の練習にも自主的に取り組んだ。
団体戦のメンバー入りを告げられたのは試合前日。「僕か(加藤)大平が外れると思っていたからびっくりした」と話したが、期待された飛躍力を発揮し136.5メートルの好ジャンプ。トップバッターとしてチームを引っ張った。「個人的には良かった」と振り返った。
秋田県北秋田市から駆けつけた和平さんは、日の丸の旗を持って応援。「走りは期待されていなかったけど、ジャンプでは良い仕事をしたと思います」とねぎらった。
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