パラ開幕まで1週間 衣替え進むバンクーバー
【バンクーバー共同】バンクーバー冬季パラリンピックは12日(日本時間13日)の開幕まで5日(同6日)であと1週間となった。市内では五輪マークの垂れ幕がパラリンピックのロゴのものに付け替える作業が続き、障害者スポーツの冬の祭典に向けた衣替えが進んでいる。

2月28日にアイスホッケー男子のカナダの劇的な金メダルで閉幕した冬季五輪。深夜まで大騒ぎとなったバンクーバーだが、翌日からは平穏な日常に戻った。春の陽気に市内では満開の桜も目立ち、パラリンピック開幕までの時間を示す「カウントダウンボード」は、その数字を着実に減らしている。

3日に首都オタワで始まった聖火リレーは、10日にはバンクーバーに到着の予定。ロバートソン市長は「障害を問題にせず、夢を追い掛ける冬のアスリートを迎えるのを楽しみにしている」と40を超える国、地域から訪れる約千人の選手、役員を歓迎した。

日本からはスキー(アルペン、距離)とバイアスロン、アイススレッジホッケー、車いすカーリングの全4競技に計42選手が参加する。

アルペン陣の一部は大会直前のワールドカップ(W杯)で米国遠征中。日本選手団主将の新田佳浩(日立システム)ら距離とバイアスロン勢はカナダ国内での合宿後、6日(同7日)に選手村へ入る予定。ホッケーとカーリングの代表チームも6日にバンクーバー入りする。

03月05日(金)16:59

03/05・15:38青木がS複合座位で優勝 障害者アルペンスキー

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