聖火リレーで軽快にターン 車いすバスケの安直樹
【バンクーバー共同】12日(日本時間13日)開幕のバンクーバー冬季パラリンピックの聖火リレーが8日、スキー会場のウィスラーで行われ、2004年アテネ・パラリンピックの車いすバスケットボール男子日本代表で、イタリアのプロリーグでプレーする安直樹が日本人でただ一人の聖火ランナーを務めた。
安は茨城県出身の32歳。14歳の時に骨の病気で受けた手術の失敗で車いす生活になった。高校1年で競技を始め、アテネ大会に出場。07年に活躍の場を海外に求めた。現在シーズン中だが、6日の試合後にローマからカナダ入りした。
車輪に日の丸をあしらった競技用の車いすに乗り、聖火を手に、時折軽快なターンを披露しながら150メートルを2分ほどかけて進んだ。「海外生活の8割はつらいことだった。それでも続けてきて本当に良かった」と感激した様子で話した。
パラリンピックの雰囲気を知る安は「選手には頑張ってほしいけれど、まずは自分の力を最大限に出して楽しんでもらいたい。4年に1度の大会で、それが難しいのだけれど」とエールを送った。
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