文科相へ、現場の声相次ぐ スポーツ立国へ変革要望
スポーツ行政の方向性を示す「スポーツ立国戦略」の策定に向けた文部科学省の第4回ヒアリングが14日、同省内で開かれ、柔道の五輪金メダリストの山下泰裕氏がスポーツを通した教育の意義や、スポーツ省設置の重要性を訴えるなど、鈴木寛副大臣らに変革を求める現場の声が相次いだ。
パラリンピックの競泳で活躍した全盲の河合純一選手は「障害者に対して民間のスポーツクラブでは入会拒否もある。行政の指導も必要」などと要望。フィギュアスケートの山田満知子コーチは「思うように練習できない。一般営業でリンクが込んでいる時はジャンプが禁止されている」と、練習の場所や時間の確保に苦心する現状を説明した。
04月14日(水)21:28
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